長年アトピーで苦しんできた私にとって、市販の化粧水や保湿クリームのほとんどに入っている防腐剤や香料などに反応して症状が悪化するケースが多くありました。
なのでもう長年化粧水や保湿クリームなどの化粧品は購入していません。
保管さえ気を付ければ安心安全で、しかもかなり安価な保湿水を作ることができます。
私はもう20年ほどこの保湿水で過ごしています。アトピーが酷い時期でもこの保湿水は沁みにくいし、皮膚の調子や季節に合わせて保湿の濃度を調整できるのでとても重宝しています。
さらに保湿をキープしたいときは保湿水を塗布した上にワセリンを薄く塗るか、ココナッツオイルやホホバオイルなどで保湿を重ねて使用しています。いずれも口に入っても安全ですし、基本アレルギーの起きにくい成分ですので安全に使用することができます。
材料と使用方法
割合としては基本が下記の分量になります。
- 精製水・・・100ml
- グリセリン・・・5ml
- 消毒したスプレー容器(ガラス容器の場合は煮沸消毒または消毒用アルコールで内部をふき取る、アルコール対応プラスチック製容器の場合は消毒用アルコールで内部をふき取ってください)



まずは5%で使用してみてもう少し保湿が欲しいようであれば割合を10%にしてみるなど、ご自身に合う分量でグリセリンを調整されたら良いかと思います。ただグリセリンが多すぎるとベタベタしますのでご注意を。
霧状に噴射するスプレー容器に入れ、乾燥している全身に塗布できます。頭皮もスプレーで毛根付近に吹き付ければ使用可能です。
ただし、ニキビができやすい方はグリセリンは控えめのほうがおすすめです。
グリセリンとは
食品や医薬品として使用されるアルコールの一種。
植物や海藻類、動物などに含まれており、もともとヒトの皮下や筋肉などに存在している成分なので人への刺激がほとんどなく安全性の高い成分。
医薬品の分野では便秘を改善する効果や利尿作用や高い保湿作用などを活用し、浣腸剤や利尿剤、脳圧降下剤、軟膏や湿潤剤などの調剤として広く使われています。
保湿効果としては、水分の蒸散を抑えるだけでなく、外部から水分を引き寄せ、肌にうるおいをもたらすはたらきがあり、グリセリンはひとつひとつの分子がとても小さいため、肌の内側(角層)までしっかり保湿し、肌のバリア機能を強化する働きも認められています。
グリセリンの原料
原料によって「植物性グリセリン」と「合成グリセリン」に大別されます。
- 植物性グリセリン・・・ヤシ油やパーム油などの植物油を分解・精製
植物性の場合天然由来で肌にやさしい印象がある反面、劣化の原因となる不純物が混ざりやすく、また純度を確保しにくいという弱点もあります。 - 合成グリセリン・・・石油が原料
石油由来と聞くと肌によくない印象をもちがちですが、植物性に比べて高純度で劣化の心配もないため、医薬品の分野で広く使われています。
使用上の注意
- 保存料が入っていないため、冷暗所か冷蔵庫に保管し、できるだけ早め(約1週間程度)に使い切るようにしましょう。
- 容器は繰り返し使用されるのであれば、その都度洗浄し消毒してから使ってください。
- 乾燥しているからといってグリセリン濃度の濃い保湿水を何度も上から重ねて塗布すると、空気中の埃や皮脂などの汚れを皮膚上に集めてしまう恐れがありますので、清潔な皮膚に塗布するようにしましょう。
- この保湿水がお肌に合うか合わないかはご自身でご判断ください。
