近年では芸能人や著名人たちがうつ病等の精神疾患を公表するケースをみかけますが、先日では子どもたちにも人気のYoutuber「フィッシャーズ」のモトキさんがうつ病のためしばらく活動休止すると動画で発表されていました。
ご本人曰く「子供の頃の家庭環境が複雑でかなりストレスフルな状況だった。自分の気持ちを抑えこんで生きてきたが、今それがフラッシュバックのようにうつ病となって症状として現れセーブできなくなった。思い返せば中学生のころからうつ病だったと思う。」とのこと。
私は2019年ごろからうつ病として診断を受けましたが、私も思い返せば症状がでていたのは30歳の頃が思い当たるし、もっとさかのぼれば不登校で引きこもってた中学生時代もうつ病といえたのかもしれない。
私も家庭環境は複雑で、2歳で両親離婚し母子家庭という環境でしたが、母の仕事(水商売)という理由で小学2年生になるまでは他人の家を転々と預けられてきました。預け先ではいじめがあったりでまともな食事を与えられずに栄養失調などからくる様々な病気に苦しめられてきました。
小2でやっと母と暮らせたのですが、母の借金で暴力団から追い立てられたり、母のアルコール依存・ギャンブル依存で虐待を受けたり、小6あたりからは母がうつ病になり更に生活環境は悪くなり、中3卒業式を待たずに私は仕事をして生活を支えるようになりました。
まあその後の人生もかなりいろいろありまして(笑)ここには書ききれないので後日出したいと思います。
モトキさんがおっしゃる通り、いちいち怒ったり悲しんだりしてると疲れるので自分を押し殺して、まずは目のまえにある「やらなければいけないこと」として学業や遊びよりも収入を得ることだけを優先してきました。なので15歳からずっと働き続けてきました。
辛いことがあって溢れ出てきそうな「苦しい」という感情に鍵をかけて「自分は生きてるだけでも幸せなんだ」と思い込んで生きてきました。
それがプツンと切れてうつ状態になる時期にはやはり「きっかけ」となる出来事があるんですね。
中学時代のきっかけは、ずっと求めていた母親との生活があまりにいろいろありすぎて子どもの私にはキャパオーバーを起こしてたのかもしれません。学校や友達からも完全シャットアウトして家に引きこもってました。
30歳のきっかけは、私にとっての心の拠り所だった元夫と別れ、私がシングルマザーとなった時期でもあり、母の自殺未遂が重なった時期。元夫もまたギャンブル癖・浪費癖のある人で暴力団から追われるような身。子どもが生まれても生活が変わらず浪費癖がひどく、彼の愛情を疑いはじめて離婚に至りました。母の自殺未遂では…おそらく見てはいけない親の姿を目の当たりにしたかと思います。
離婚後はとにかくシングルマザーとして頑張らないといけない時期だとわかってはいましたが、母→元夫にと全身全霊を全力投球しすぎたせいか、心にぽっかり穴が空いてしまったようで全く力が入らなくなってしまいました。
「私は何のために存在しているのか」それが分からなくなった時期でもあります。
そして46歳では、全力投球して活動してきたNPO法人で抱えた裁判と娘の家出と借金が一度に重なり起き上がれなくなってしまいました。
私の幼少期からの環境をふまえ、ひとり親家庭や両親共働きなどでひとりぼっちの時間を過ごす子どもたちの居場所づくりや、学校では教えてくれない生きた知識を得る体験学習への支援活動を行うため、数年地域のボランティアを頑張り、行政や大手企業や地域のみなさんから支援をいただいてNPO法人を設立して活動してきたのですが、賃貸契約をめぐり訴訟が起き2年にわたって裁判を行うことになり、最終的に和解金をいただくことでその場所を手放すことになり活動休止をすることになりました。
共に法人や日々の活動を行ってきた娘(長女で当時18歳)ですが、うつ症状が出始めた私への批判が強く、彼氏を作ってある日突然家出をし、それっきり戻ってこなくなりました。
愛情ある幼少期を過ごせなかった私にとって家族はすべてであり、まさに娘二人は「目の中に入れても痛くない」そんな存在でしたので、寝耳に水状態での娘の家出は受け入れがたいものでした。
と、思い返しても「うつ病は幼少期の家庭環境が原因」は「ある」と思います。
うつ病を発症しているすべての人が当てはまるわけではないと思いますが、「人を形成する幼少期」はとても大切な時間だと思います。
世間が「当たり前」だと思っていることが当たり前かどうかは幼少期の育ち方にあると思いますし、善悪についても創造性についても幼少期の環境が影響し形成していくのだと思います。
なので同じことを繰り返さないためにも子ども達の環境をどうにかしないといけないと考えています。
そのためにも一日も早く私の病気がよくなるよう、できることから始めたいと思います。
精神科医の岡田 尊司さんが様々な精神疾患について「そうした症状の背景には、幼少期に家庭できちんとした愛情を受けられなかったことが影響している恐れがある」と解説されているのでこちらもメモっておきます。
https://president.jp/articles/-/30108
